2016年2月26日

東海カーボン、ドイツ子会社で人員削減

 国内電極最大手である東海カーボンは、ドイツで黒鉛電極(電炉用電極)を製造する子会社、トーカイ・エルフト・カーボン社において、2016年12月期と17年12月期の2年間で、十数人の人員削減を実施する。同社は、欧州黒鉛電極市場の需給悪化を受けて、15年7―12月から一部の生産工程を休止し、現在まで4割減産を継続している。今後も生産回復のめどが立たないことから、減産体制に見合う人員まで削減することで、採算回復を目指す。

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