2017年7月24日

東海カーボン、電炉用電極値上げ 10月納入分から6万円

 国内電極最大手の東海カーボンは21日、2017年10月1日納入分から、電炉用電極(黒鉛電極)の国内向け販売価格を全サイズでトン当たり6万円引き上げると発表した。同社の値上げは同4月1日納入分以来となる。原料であるニードルコークスの価格上昇などで大幅なコストアップを余儀なくされており、自助努力によるコスト削減では採算確保が困難。世界的に電極需給がタイト化する中、安定供給を果たすには販価を改定せざるを得ない状況にある。同社ではすでに交渉を開始している2018年度の輸出商談に関しても、海外需要家に対して大幅値上げを提示している。







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