2016年10月24日

新日鉄住金、棒線1万円上げ推進

 新日鉄住金は棒線品種と鋳物用銑鉄について、足元でトン当たり1万円の値上げを進める方針を固めた。原料炭がスポット価格で230ドル超に達するなど急騰し、一部の石炭サプライヤーと決着した10―12月期契約も200ドルとなるなど生産コストが上昇する中、再生産可能な適正価格の実現を喫緊の課題と捉え値上げに取り組む。市況品種である普通線材だけでなく特殊線材、特殊鋼棒鋼・線材などひも付き分野でも下期価格を引き上げる考え。今後の市場環境によっては追加値上げも検討する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more