2017年4月11日

大山金属、タケ・ササを破砕処理 木製チップに新規原料

 大分地区で鉄スクラップ、廃プラ、廃木材など廃棄物全般にわたる総合リサイクル事業を手掛ける大山金属(本社=大分市大字三佐)グループはこのほど、タケ(竹)・ササ(笹)の破砕処理を開始した。工場などに設置した大型の破砕機を用いた処理は全国初とみられ、破砕後のチップはバイオマス発電向けの燃料、副産物は医薬品や芳香剤、竹炭など商用利用が期待でき、新規分野を開拓する。同社は今年1月から間伐材の破砕を開始し、バイオ発電向け木質チップの供給に新規参入。間伐材に加えて今回、新たにタケ・ササを追加することで木質チップの需要ニーズに応える。







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