2017年5月11日

中国鋼鉄、17年に初の通期黒字目指す 海外拠点で収益獲得へ

 台湾鉄鋼最大手の中国鋼鉄(CSC)は、海外事業を収益の大きな柱とする。ベトナムの冷延製造子会社CSVCとインドの電磁鋼板製造子会社CSCIは2017年に初の通期黒字を目指す。出資するベトナムの高炉一貫製鉄所フォルモサ・ハティン・スチール(FHS)の17年内の稼働を見込み、東南アジア諸国の需要家やグループ会社への母材の供給基地として活用する。海外拠点の強化を続け、将来的に収益の3割を海外事業で稼ぐ方針だ。







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