2017年7月27日

キャタピラージャパン、日本市場で販売拡大 ICT活用建機など投入

 キャタピラージャパンは日本市場を重要市場と位置づけ、ICT(情報通信技術)を活用した建設機械を市場投入するなど販売拡大を図る。キャタピラーグループで最大規模の生産拠点で油圧ショベルの設計部門を持つ明石事業所での設備投資を継続実施し、競争力を向上。次世代の油圧ショベル機種についてはICTを標準化、同技術を統合した機種の販売を計画する。日本の建機市場では国土交通省のi―Construction(iコンストラクション)への対応や人手不足、生産性向上といった顧客サイドの抱える問題解決にICTで応じ、市場への浸透を推進する考えだ。