2017年8月30日

阪神スチール、鉄道向け加工1割増へ

 阪神スチール(本社=兵庫県加古郡、丸尾和己社長)は今期(2018年3月期)、鋼板の加工については前期比1割強増の3500トンを見込んでいる。川崎重工業の鉄道車両向けを主力に加工しているが、同社の車両生産も今年から来年にかけて16年比1割強増える方向にあり、この台車部材向けできめ細かな加工対応を継続していく。また、本社工場は昨年、85トンプレスブレーキを新設したが、同設備を活用し川崎重工業の車両やそれ以外の事業向けでSCMの貢献を行っていく方針。

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