2018年4月18日

日鉄住金神鋼シャーリング、今期切板数量15%増へ

 日鉄住金神鋼シャーリング(本社=大阪市此花区、浅野博之社長)は今期(2019年3月期)、切板数量については全社ベースで月間平均3000トン程度と前期(18年3月期)と比べ15%強増を目指す。このうち本社・大阪工場は建築鉄骨と橋梁の需要が上向くことを期待し、月間平均で1800トンと同200トン程度増を、堺シーヤリング工場は産業機械向けのきめ細かな受注を展開し、月間平均で1200トンと同200トン程度増を予定している。加工内容としては大阪工場は二次加工比率が高まっており、このニーズに引き続き対応をしていく。設備投資は基本的に控え、生産効率を引き上げ収益力を強化する。

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