2018年8月21日

高炉大手調達価格 10―12月鉄鉱石、6%下げ見通し

 高炉大手の四半期調達価格の先行きが見えてきた。業界関係者によると、10―12月の鉄鉱石は7―9月比6%程度下げの見通し。7―9月の原料炭は5%程度下げる。スポット相場を反映し、ともに2四半期連続で下げる。ただ、スポット相場は原料炭で7月を底に上昇基調にあり、鋼材需要が好調な中国の環境規制などの動向を受けて冬場に向けて上げる要因が強い。鉄鉱石も中国要因で高品位鉱の需要が根強く、低品位鉱の価格帯から見ても下げ余地は限られそうだ。







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