2018年11月16日

浦安景況、「収益改善」4割に増 10月、全般的に出荷伸長

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=湊義明・野村鋼機社長)がまとめた10月の景況実感調査(対象=145社、回答率95・2%)によると、前の月に比べて収益状況(粗利)が改善した企業は前月比18・3ポイント上昇の38・9%となり、2カ月連続で増加した。前年同月比でも5・6ポイント上昇の34・6%となり、「悪化」の企業の19・5%を上回った。9月と比べ稼働日数が増え、季節要因もあり鋼材全般に出荷は伸びているとの声が多く聞かれた一方、薄板類では価格転嫁の遅れに対する危機感も指摘された。