2019年4月2日

グローバル・フォーラム、延長決まらず 見方に相違

 鉄鋼過剰生産能力に対処する国際協調の枠組み、グローバル・フォーラム(GF)は先週、パリで事務レベル会合を開き、現状認識など共有した。欧米や先進国を中心としてなお過剰能力のリスクに懸念を共有し、GF継続が必要という意見が多かった。中国は能力削減を実行したなどと見方の相違が埋まらず、延長は決まらなかった。6月のG20大阪サミットに向けて5月に再度GF会合を開き、報告書案をまとめるとともに、GFの延長についても引き続き協議する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more