2020年4月14日

原料炭国際相場、昨年末以来の140ドル割れ

 新型コロナウイルスの感染拡大、経済活動の停滞に伴う鉄鋼減産の拡大を受け、原料炭の国際相場が下落した。業界関係者によると、足元は昨年末以来のトン140ドル(1万5200円)割れに移行し、過去1カ月で下げ幅は2割弱に達する。各国の自動車工場の休止などを受けて高炉休止など鉄鋼メーカーの減産が広がり、需要が急速に冷え込んだ。比較的生産活動が堅調な中国の買い支えもあり、今後大きく下がりそうな情勢ではないが、供給が順調ななかでカギは鉄鋼生産の回復だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more