2020年4月23日

千代田鋼材、切断加工を強化 千葉支店設備更新

 関東地区の形鋼流通大手、千代田鋼材(本社=東京都中央区、尾﨑陽一社長)は千葉支店(千葉県市原市)で大型の形鋼類を中心に加工機能を強化している。3月末にバンドソーを最新機に入れ替え、切断範囲を最大幅700ミリまで拡大したほか、現場の作業負担軽減、生産性向上を促進。浦安鉄鋼団地の浦安加工センター(千葉県浦安市)、日立支店(茨城県日立市)などの機能も併せ、全社での加工量は従来比で2割増を目指す。千葉支店周辺の販売拡大に加え、大和田工場(千葉県八千代市)の溶接など二次加工機能を活用しつつ、本社の建材部が担う直需分野の受注体制強化にもつなげていく。

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