2020年6月3日

BH製作業者、稼働率2―3割低下

国内のBH(ビルドH形鋼)製作業者の稼働率(業者平均)は、前年の同時期に比べ2―3割低下している。BHの価格は12万3000―12万5000円(トン当たり、SS規格、ストレート物)どころを安値寄りに展開。S造建築の新規案件が低迷し、なかでもBHを使用する大型工場、高層ビル物件の建築が端境期となっている。さらに、前工程の切板の価格も軟化しており、製作業者の弱気の受注に拍車をかけている。ただ、夏場以降は関西地区を中心に大型再開発案件が出てくるため、先行き製作業者は安値受注の回避に動きそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more