2020年7月13日

グローバル・フォーラム、中国の高生産に懸念 過剰問題解決へ道筋探る

 世界的な鉄鋼生産の過剰能力問題に対処する多国間の枠組み、グローバル・フォーラム(GF)は先週、事務レベル会合をウェブ上で開いた。3月の会合をコロナ禍で延期し、中国が抜けてから初の本格的な会合だった。需要急減、高炉など生産設備を休止する欧米、日本ほかの活動水準低下の一方、中国が過去最高の生産水準にあるなか、過剰能力懸念が強まっている認識を共有した。9月のGF会合を経て、10月の閣僚会合、報告書とりまとめに向け協議を続け、中国の再参加を含めた過剰問題解決への道筋を探る。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more