2020年7月29日

近畿工業、AI搭載ロボ開発 金属スクラップ自動選別

破砕機・選別機メーカー大手の近畿工業(本社=神戸市、和田知樹社長)は、自社で開発したAI(人工知能)を搭載し、金属スクラップを自動選別するロボットを開発した。モーター類などを破砕処理した後に出る銅や真ちゅう、アルミといった金属スクラップをカメラで認識して仕分けする。リサイクル産業でも現場の人手不足が続いており、自動選別ロボットの開発で現場の省人化や作業効率化の向上、安全対策の強化にもつなげたい考えだ。

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