2020年8月11日

6月全国CC出荷、2カ月連続100万割れ

 全国コイルセンター工業組合(理事長=小河通治・小河商店社長)がまとめた流通調査結果によると、6月のコイルセンター出荷量は前月比27・3%増の93万6450トンとなった。2カ月連続の100万割れは東日本大震災で部品供給網が寸断された2011年4―5月以来。前月からの増加要因は大型連休で稼働日が少なかったことによる反動増で、前年同月比では30・3%減と大幅に減少した。前年同月比での減少率は前月から15・0ポイント改善したものの、設備稼働率は5割にとどまり、黒字確保が困難な状況が続いている。







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