2020年11月30日

小棒懇、在庫率100%切る水準に 「安定供給を継続」

 全国小棒懇談会は27日、都内の鉄鋼会館でウェブ会議システムを活用して行った運営委員会の後、オンラインで定例の記者会見に臨み、里嘉郎会長(日本製鉄執行役員建材事業部長)は、「小形棒鋼は10月の生産が65万5000トンで前月比10%増加したものの、前年同月比は8・7%減と3カ月連続のマイナスとなった。9月の国内向け出荷は前年同月比4・3%減で、4―9月計は前年同期比8%減。9月末の国内向け在庫は前月比6万3000トン減で、国内在庫率は94・6%と100%を切るレベルになった」と分析。