2020年12月4日

CC在庫、10年ぶりの低水準 10月末、130万トン割れ

全国コイルセンター工業組合(理事長=小河通治・小河商店社長)がまとめた流通調査結果によると、10月末のコイルセンター在庫は前月比5・9%減の129万3060トンとなり、5カ月連続で減少した。120万トン台となるのは2010年4月以来、10年6カ月ぶり。鉄鋼メーカーの減産や輸入鋼材の流入減などで供給がひっ迫し、現物在庫が枯渇気味となっており、一部では綱渡りの操業を強いられている。

スポンサーリンク