2021年3月23日

日本製鉄、DXを加速 統合データ基盤構築へ

 日本製鉄はDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを加速する。意思決定の迅速化、課題解決の向上を狙いにIT技術を使って業務プロセス改革、生産プロセス改革を進めようとするもので、蓄積データを介して機構連携する「統合データプラットフォーム」を製造拠点などに構築する。製造・研究・調達・品質管理・生産計画・財務などあらゆる部門をターゲットに、データを価値に変える「つなげる力」と「あやつる力」を強化する。22日にリモート会見した中田昌宏執行役員(デジタル改革推進部長)は「変化に対応力を持つ体質を作り上げたい」と語った。

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