2021年3月30日

OECD鉄鋼委員会、オンライン会合で過剰問題など討議

 経済協力開発機構(OECD)の鉄鋼委員会は18、19、22、23日、オンラインで第89回会合を開き、過剰能力など鉄鋼業の課題について意見交換した。昨年の過剰能力は6億トン超に増えた。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ需要が回復途上にあり、原料コスト高などで鉄鋼会社の収益がなお不透明ななか、市場環境に合わない能力増強に懸念を共有した。鉄鋼生産者向けの補助金など政府支援措置に関するデータベース構築作業の加速で合意。貿易摩擦につながりかねないとして、初めてう回輸出を掘り下げて調べる方針を決めた。







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