2021年10月6日

東海カーボン 電極大幅値上げ急ぐ 22年上期から3―4割

東海カーボンは、2022年上期分から、本格的な電極価格改善に取り組む方針だ。確実視される原料高を織り込んだ上で再生産可能な利益を確保するには、地域ごとに差はあるものの、総じて今下期比3―4割など大幅値上げは避けられないとみている。従来半期ごとが多かった商談を四半期などに短期化し、原料コストなど情勢の変化をより柔軟に反映することも検討する。鋼材需要、価格の改善を背景に電極需給が引き締まっており、安定供給体制確保のためにも価格改善を急ぐ。













本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more