2022年4月6日

原料炭、異例の高値続く 400ドル台 侵攻前水準を維持

原料炭価格は異例の高値が続く。業界関係者によると、豪州炭のスポット価格はロシアのウクライナ侵攻後の急上昇局面を脱し、ピークからトン200ドル強下げ調整した。ただ、400ドル(4万9000円)を大きく上回り、侵攻前の歴史的な高値水準を維持している。豪州炭の増産など原料炭の供給は通常緩和に向かう時期だが、対ロシアの制裁強化など新たな要素が響く可能性もあるため先行きは読みにくい。今後値下がりするとしても、足元の原料高は確実にコストに響く。

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