2022年5月9日

中国鉄筋棒鋼生産13%減 不動産など需要減速

 【上海支局】中国の鉄筋用棒鋼の生産量は1―3月期に5529万トンと前年同期比13・3%減少した。政府のCO2排出削減を目的とした鉄鋼減産政策を受け、低付加価値の条鋼製品の生産が抑えられ、とりわけ環境規制によって中小条鋼メーカーの操業が厳しく制限された。需要の回復を見込んで4月は生産が増えているが、政府は2022年の粗鋼生産が前年を下回る計画を打ち出しており、不動産市場など減速する需要に合わせて鉄筋生産の抑制が続く見込みだ。







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