2022年6月6日

山根商店 鉄スクラップ工場彩る SDGsカラー 視覚効果で意識高める

ピンクやオレンジ、グリーン、ブルーなどカラフルな柱や梁(はり)が鉄スクラップ工場を彩る――。

鉄スクラップ加工販売大手の山根商店(本社=堺市、山根卓也社長)は、SDGs(国連が定める持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みの一環として、本社工場内の柱や梁をSDGsをイメージするカラーに一新している。

中小企業でネックとなるのがSDGsの社内への浸透だが、「さまざまな取り組みを通じ、社内の意識改革が進んでいる。視覚的アプローチからさらに意識を高めたい」(山根社長)と期待する。

今後は地元小学校からの社会見学の受け入れを開始する予定で、金属リサイクル工場のイメージアップにもつなげたい考えだ。また、工場内は13区画に分かれており、鉄スクラップを持ち込むトラックの誘導にも色分けが効果的になっているという。







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