2022年7月20日

スチールプランテック、石灰焼成炉でCN目指す研究に着手

 製鉄プラントエンジニアリングメーカーのスチールプランテック(本社=神奈川県横浜市、灘信之社長)は19日、国内で高いシェアを持つ石灰焼成炉の分野でCO2排出量の削減を目指す「CN(カーボンニュートラル)石灰焼成プロセス」の研究に着手したと発表した。「グリーン&スマート」など独自の情報技術を操業データの分析などに活用しながら、本年度中にも技術確立を図りたい考えで、回収後のCO2利用についてもメタネーションや水素活用技術など先導技術に知見を持つ外部機関と共同で検討を進める予定。