2022年9月6日

日本製鉄グループ、省エネ対策進展 21年度CO2排出7.4%減 19年度比

日本製鉄グループはCO2排出削減の対策を進め、2021年度のエネルギー起源のCO2排出量が19年度に比べ7・4%減少した。エネルギー消費量も7・6%減少した。20年度は新型コロナウイルス禍の影響で粗鋼生産が大きく減少し、21年度は生産が回復したが、CO2排出の原単位は20年度より改善した。30年のCO2排出30%削減(13年比)、50年のカーボンニュートラル実現に向け省エネ対策や電炉の活用、水素還元製鉄の研究開発を推し進める。