2022年9月28日

日本製鉄 AM/NSインディア、粗鋼能力1.7倍1500万トン 高炉・熱延ライン増設 インフラ含め1兆円投資

日本製鉄は28日、欧州鉄鋼大手アルセロール・ミッタルと合弁のインド製鉄会社、AM/NSインディアの製鉄事業基盤の強化施策の実施を決めたと発表した。西部ハジラ製鉄所の粗鋼生産能力を2026年前半までに1500万トンと現行の1・7倍に増強し、インド最大規模の熱延ライン1基を増設する。設備投資額は約4100億ルピー(約7300億円)。港湾・電力関連設備会社の買収も決定した。東部での新製鉄所建設を構想し、拡大するインドの需要を捉える。日本製鉄はタイの電炉2社も今年に買収しており、成長市場で増強投資を進め、グローバル粗鋼1億トン体制を確立する方針だ。





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