2022年11月16日

浦安景況調査 マージン縮小響く 10月収益「改善」23%に減

浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた10月の景況実感調査(対象=143社、回答率93・0%)によると、前月から収益状況(粗利)が改善した企業は7・8ポイント低下の22・7%に減少した。横ばいが5・6ポイント上昇の59・8%で最多だった。売上数量以上に販売単価で横ばいの傾向が強まっており、流通段階でのマージン縮小が響いたとみられる。H形鋼を扱う組合員は「値上げムードは薄らいでいるが、採算重視の姿勢を崩していくつもりはない」としている。