2022年12月15日

経産省ヒア 流通2団体、1―3月 製造業需要 停滞感残る

 全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通2団体は14日、経済産業省ヒアリングで2022年度第4四半期(23年1―3月期)の需要見通しを報告した。自動車はトヨタの第4四半期生産計画を今期比30%増の89万台とするものの、自動車各社は増減を繰り返し、不安定な情勢。造船用厚板需要は21年度並みの260万トン、鉄骨需要も21年度並みの460―470万トン、22年度の橋梁向けは5%減の19万トンとみているが、新型コロナウイルス禍、部品供給難、素材高騰、エネルギー・副資材コスト上昇、人手不足で切板需要全体に停滞感が出ている。建築分野も工期変更や中止・延期で生産計画の狂いが生じ、先行き不透明感を色濃くするとした。







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