2022年12月22日

鉄連見通し 23年度鉄鋼内需5610万トン 前年比微増、外需は不透明

日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は、21日開催の会見で2023年度の国内鉄鋼需要の見通しについて「5610万トンと前年比でプラスを予想している。自動車生産は新型コロナウイルス前の水準にはとどかないものの前年から回復が進み、土木建材も増加する見通し。外需は不透明なところが多いが、自動車生産が戻る分を織り込み、粗鋼生産は微増を見込んでいる」と語った。22年度の粗鋼生産は9000万トン前後と前年割れの予想だが、来年度は内需が持ち直しを継続し、2年ぶりに増える見通しだ。





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