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2024.12.4
2023年5月29日
日本製鉄は29日、鉄鉱石、石炭など原料の海上輸送の配送管理を効率化するシステムを構築、同日運用を開始したと発表した。従来は週2回動静を確認するバッチ式システムが、新システムによってリアルタイムで運行情報を取得、意思決定を迅速化する。原料の安定確保のための輸送効率向上は生産の安定化、在庫管理の最適化につながり、サプライチェーンの効率化にも貢献する。長距離の原料輸送船の運航管理は悪天候の影響などで航海日数、停泊日数が変動、運航計画を都度見直す必要がある。日本製鉄は今回導入の原料需給管理システムで最新の運行情報を更新、把握することで、配船予定の変更などの意思決定を早める。
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