2023年8月28日

特殊鋼製品 鈍い需要回復 自動車、メーカーで差 建・産機、停滞長引く

構造用鋼や工具鋼など特殊鋼製品の国内マーケットは先行き不透明感が増している。主力の自動車分野は半導体不足やサプライチェーン混乱の解消などで一部大手メーカーの生産が増えているものの、メーカー各社で回復状況に差が見られるほか、建設機械や産業機械も市場停滞が長引いており、「航空機など一部の分野を除いて、明るい話題が少ない」(大手特殊鋼メーカー)。中国リスクもあり、緩やかに進んでいる特殊鋼製品の市場復調のペースが鈍化する可能性がある。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more