全国粗鋼 4―9月生産 4008万トンに減 20年度に次ぐ低水準

 全国粗鋼生産量は4―9月期に4007万6200トンと前年同期比4・2%減り、上半期として過去半世紀で最低の2020年度同期に次ぐ低水準となった。資材高や人手不足の影響で建築・土木の需要が前年以上に大きく減り、製造業分野の需要も低迷する中国経済の影響が続き低い水準にとどまっている。海外での保護貿易措置の広がりや輸出環境の悪化から鋼材輸出が減り続けている。米国の関税政策や中国による大量鋼材輸出などの影響が今後も懸念され、年度粗鋼は8000万トン前後に減りかねない情勢だ。

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