2017年11月6日

共栄、誠美社工業と連携強化 顧客サービス充実 受注拡大目指す

製鋼原料商社大手の共栄(本社=神戸市、郡義信社長)は、グループ会社の誠美社工業(本社=愛知県瀬戸市、小野仁社長)との連携強化を推進する。大型鉄スクラップ加工処理設備を持つ共栄・衣浦工場(愛知県碧南市)、中部地区で建築廃棄物の取り扱いに強みを持つ誠美社工業のネットワークを相互に活用。同地区の建築・解体案件から発生する金属スクラップ、産業廃棄物の再資源化や最終処分までの一元管理が可能となり、顧客サービスの充実化で受注拡大を目指す。

誠美社工業は1986年に設立した廃棄物処理の地区有力業者。主要取引先は大手ゼネコンが中心で建設系廃棄物に強みを持つ。主な許認可は産業廃棄物中間処理(愛知県)、産廃収集運搬(11府県)、ISO14001、優良産廃処理業者認定など。工場拠点は本社・暁リサイクルセンターと品野工場(瀬戸市)で、特に本社・暁リサイクルセンターは環境に特化した屋内工場として建屋内で選別から処理まで一貫して行っている。

すでに誠美社工業が取り扱う建築系廃棄物から選別された金属スクラップについては、共栄・衣浦で加工処理して地区メーカーなどに供給。また、中部地区内でのコンビニエンスストアの解体を誠美社工業と共栄・衣浦が連携して請け負うなど、グループ化によるシナジー効果が出始めている。

誠美社工業が強みを持つ建築系廃棄物は主に建屋の建設中に発生するものが大半を占めているが、今後は「共栄との連携をさらに強め、建屋の解体案件の受注なども検討していきたい」(小野・誠美社社長)という。

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