2022年6月24日

点検/鉄鋼市場/7―9月/条鋼/鋼管

条鋼/形鋼 流通の値上げ急務/棒鋼、原料安受け「守りの夏」

形鋼市場はこれから需要期を迎えるが、店売り全体の荷動きは低調さが続いている。市中相場はトン当たり12万円を超えたが、新型コロナウイルス禍での中小建築物件の延期などで、倉出し販売量が減った。東鉄連形鋼部会による調査では5月は前月比約7%減。形鋼メーカーによる春先の値上げ分は依然未転嫁だ。メーカー建値と相場との値差が1万円以上に開く中、流通各社では再販売価格の引き上げが急務となりつつある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社