庚申さん/(6)/天王寺にも「庚申さん」/大阪銅商人の実益重視

庚申さん/(6)/天王寺にも「庚申さん」/大阪銅商人の実益重視
江戸時代の終わり、真鍮(黄銅)の開祖・藤左衛門を祀った庚申山広徳寺(滋賀県甲賀市水口町山上)には、京都や江戸の銅商人からの寄進が相次いだ。東海道の渡し場には意匠を凝らした道標が建てられ、これが「庚申さん」が周知されて今日に至るきっかけになったが、こうした運動に遅れを取っていたのが大阪勢だった。「銅の都」とも言われた大阪の銅商人に広徳寺信仰はどう映っていたのだろうか。


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