2017年4月24日

銅スクラップ 集荷筋、異例の損切り

 銅建値の続落を受け、関西地区の銅スクラップ集荷業者が損切りし始めている。平年、建値が下げ基調の際は、集荷業者が直納問屋への販売を見合わせ建値の反発を待つケースが大半だが、一昨年から昨年にかけて銅建値が4割近く急落し、扱い筋各社が大幅な赤字を計上した経緯があるため、建値のさらなる下落を懸念して集荷筋が売り急いでいる。

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