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日鉄鋼板 建材薄板全種 7契5% 追加値上げ

2026.06.03 / 2 min read
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激動の時代において、不変の価値とは何か。
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 日鉄鋼板(原田活社長)は国内向け建材薄板全品種について、7月契約分の販売価格を年度当初比で5%引き上げると需要家・流通各社など販売先に対して申し入れを開始した。5月契約分で10―15%値上げしており、年度累計で15―20%引き上げる。今後、生産に必要なコストが上昇した場合には継続的に価格改定を検討する構えだ。

 対象は鋼板製品(めっき・塗装鋼板)、鋼板加工製品(軽量形鋼など)、金属サイディング、金属サンドイッチパネル製品など全品種。「5月契約分については着実に浸透している。今回の値上げについて、お客さまは現在の事情に対して理解していただいているが、インパクトがあるので丁寧に説明していきたい」(上原瑛・営業総括部長)と話す。建材薄板メーカーとして自助努力での吸収が困難なレベルでコストが上がる中、安定供給を継続するために値上げを決断した。

 中東情勢の影響により調達コストが上昇していることを受けた値上げとなる。前回の価格改定時に比べて、原板購入費用が上昇しているほか、亜鉛・アルミ、塗料、エネルギーや金属サンドイッチパネル用途の芯材といった副資材費や物流費や労務費などが上がっている。今後、現状が長期化すれば、さらにコストが高騰する懸念があるという。

 同社は足元の国内建材薄板市場で住宅・非住宅分野ともに徐々に回復すると見込んでいる。ただ、原油由来の資材調達難による建設工事の遅延リスクが懸念されるとの見方を示している。



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