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王子製鉄 平鋼・角鋼3000円追加上げ 7契販価全サイズ

2026.06.25 / 1 min read
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平鋼最大手の王子製鉄は24日、7月契約分で平鋼、角鋼ともに販売価格をトン当たり3000円引き上げると発表した。対象はひも付き、店売り向けともに異形平鋼を含めた平鋼全サイズと角鋼全サイズ。2カ月ぶりの追加値上げになり、2025年10月契約分以降の累計値上げ幅は同1万6000円。

 同社は鉄スクラップと、主原料以外の調達品の購入価格が上昇していることを踏まえ、4月契約分と5月契約分でそれぞれ同5000円の値上げを実施。ただ、鉄スクラップ価格は高値で推移し、電気料金の高騰や資機材価格の再値上げなどでコストが大幅に上昇しており、「5月契約分に続いて、値上げに理解を求めざるを得ない状況にある」(同社)という。

 同社は平鋼マーケットについて、足元の建築需要に大きな変化は見られないとした上で、「今後予定されている大型物件を中心に物流倉庫案件や半導体工場関連、都市部の再開発からの広がりに期待している」(同)という。

 製造業向けは海外の情勢不安によって全般的に不透明感があるものの、建設機械向けや工作機械向けは堅調に推移している。流通在庫は適正レベルをキープしており、需給バランスは安定している。

 王子製鉄は引き続き実需に応じた引き受けと安定的な生産を実施し、需給の適正化を図る。「今回の値上げにおいても鉄スクラップを含めた全てのコスト上昇分を充足できないことから、次月も追加値上げを検討する」としている。

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