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アルミ二次合金販価上伸 6月積み、12カ月連続

2026.07.03 / 2 min read
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アルミ二次合金メーカーとダイカストメーカーなど需要家筋との間で行われていた、6月積み小口向けアルミ二次合金価格交渉(単月・後決め)は、横ばいから前月比キロ10円高となった。中心値はキロ580円台に上伸し、12カ月連続の値上げとなった。ただ、足元ではロンドン金属取引所(LME)新塊相場が大幅に下落し、先行きに不透明感が台頭してきている。

 関東 先安観で交渉膠着も

関東地区は横ばいからキロ10円高の安値修正まで、上げ幅がばらついた。値上げが遅れているケースでは10円を超える上昇も見られた。ただ、これまでの値上げムードは頭打ち。ロンドン金属取引所(LME)アルミ相場の急落や、国内塊の価格を下回る割安な輸入塊の存在を背景に、複数の二次合金メーカーは「強材料に乏しく先安観も浮上した中で、話し合いが膠着することもあった」と漏らす。

 二次合金メーカー各社が目指していた平均価格570―590円に、ほぼ達した。ある需要家は「今回の交渉で570―590円の価格帯までの値上げを受け入れた」と話す。値上げが遅れているケースについては、引き続き二次合金メーカーは安値修正を図っていく意向を示す。

 一方で、今後は厳しい交渉も予想される。LMEや輸入塊の下落基調に加え、合金の原料であるスクラップの価格が7月前半に大幅下落した。製品の値上げ機運は「一服しつつある」(二次合金メーカー)とみられる。

中部 横ばいから10円高
中部地区は横ばいからキロ10円ほどと価格帯によってバラつきを見せた。全体としては安値修正が進み、キロ580円台が中心値に移行した。直近のAD12・1の小口向け価格は576―586円どころ。

 交渉は原料高を背景に値上げの要請に需要家が応じる形となり、前月までの原料価格高騰を背景に安値圏にあった玉についてはキロ10円前後の値上げとなった。ただ、LME新塊相場が大幅に下落して以降、市中の雰囲気に変化が生じ、月末になるにつれて様子見のケースが増加した。7月積みについては高値時に仕入れた原料での合金製造になるため、合金各社は横ばいを主張する考えを示す。

 関西 安値修正の動き目立つ

関西地区は安値修正の動きが目立ち、高値ではキロ590円に届くケースも見られたが、すでに高値に寄っているものは据え置きとなった。LME新塊相場の下落後は値上げの勢いが徐々に薄れ、交渉のタイミングによって動きに差が見られたもようだ。

 交渉では原料価格高騰分の価格転嫁が進み、安値圏にある玉を中心に値を上げた。ただ、新塊安を受け、月末に向けて値上げの勢いが失速し、数円の値上げまたは横ばいのとの声が目立つようになっていった。7月積みについて合金各社は、在庫する原料が高値時に仕入れたものであることなどを背景に、横ばいを唱える方針だ。

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