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中国輸入銅プレミアム 100ドル目前まで上昇

2026.07.21 / 2 min read
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中国の輸入銅プレミアム(割増金)が上昇している。現地16日の上海プレミアム(CIF上海)はトン当たり95ドルと、昨年6月初め以来の100ドル台を視界に捉えた。中国では電線メーカーなどの銅需要が堅調に推移しているもよう。上海取引所(SHFE)と上海保税倉庫の銅在庫は減少傾向が続いており、需給の引き締まりがうかがえる。

 CIF上海は4月以降、おおむねトン70ドル前後で推移してきた。しかし、7月初旬に80ドル台へ乗せると上昇基調に転じた。

 中国では電線向けをはじめとして銅需要が底堅いもよう。国内製錬筋は「電線は内需に限らず出荷が伸びているようだ」と話す。目下のプレミアム上昇は地金需給の引き締まりなどを映していることが考えられる。

 中国の銅在庫の推移もタイト化を示している。今月10日時点での銅在庫はSHFEが約10万トン、上海保税倉庫が約3万トンの合計約13万トン。直近で最も多かった3月の約49万トンから4分の1近くまで減っている。

 中国では目下の劣悪な買鉱条件下でも銅製錬が活発で、国内の銅の供給は増えている。製錬副産物の硫酸が世界的な不足感から高騰し、銅自体の採算が悪くても操業度を維持できているとみられる。

 中国はアフリカからも銅地金を輸入している。しかし、アフリカの銅鉱山では中東由来の硫酸の調達が難しくなり、溶媒抽出電解採取法(SX―EW)による地金生産に影響が出ている可能性がある。従来のアフリカ玉を十分に調達できず、輸入ニーズが高まっているのではないかとの見方も聞かれる。

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