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高炉の主原料調達価格 鉄鉱石10―12月9%安 原料炭7―9月2%高

2026.09.01 / 2 min read
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高炉大手が調達する主原料の四半期価格が前月末に固まった。業界関係者によると、2026年10―12月の鉄鉱石価格は7―9月比9%程度下落し、7―9月の原料炭価格は4―6月比2%ほど上昇した。中国の建設需要が低迷する中、鉄鉱石は調整が入り、原料炭は中国の炭鉱事故による影響で値上がりしている。需給両面で中国動向を注視する必要があるという。

 鉄鉱石の新価格は鉄分62%豪州産でFOBトン約87ドル(1万3900円)。6―8月のスポット価格平均を反映したもので、25年10―12月以来の下げとなる。前年同期は88ドルだった。

 足元の鉄鉱石のスポット相場はFOBトン84ドル程度で推移している。中国の需要減や豪州からの供給が好調で需給は緩み、8月上旬に一時80ドルを割った。ただ、中国で10月の国慶節に向け在庫を補充する動きが見られ、徐々に持ち直している。

 原料炭の新価格は6―8月のスポット価格平均を反映し、強粘結炭で豪州産FOBトン約236ドル。4四半期連続で上昇した。前年同期は181ドルだった。

 足元の強粘結炭のスポット相場はトン267ドル程度と2年半ぶりの水準に高騰している。5月に中国の山西省で起こった炭鉱事故の影響で上昇し、7月に一時下落したが、8月に湖南省などで炭鉱事故が発生し供給不安が広がった。中国炭の供給減はしばらく続くとの見方があり、一段高となる公算がある。

 今後は中国が建設向けの需要期を迎えるほか、インドは9―10月のモンスーン明けを睨んで調達を再開する動きが見込まれる。高炉の主原料価格は大きく下振れる可能性は低そうだ。

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