激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
VVF(ビニル絶縁ビニルシース平形ケーブル)価格が頭重くなっている。主原料の銅価高騰を受け、1・6ミリ2心サイズの市中卸売値はこのほど、メートル当たり1円高の96円前後に引き上がり、過去最高値を更新した。しかし夏場の荷動き減速や、副資材の調達不安が後退したこともあり、銅価への追随が難しくなってきたようだ。
屋内配線用電力ケーブルの代表品種のVVFの市中卸売値は、4月から7月にかけて83円前後から95円前後まで上昇した。銅価高に加え、中東情勢悪化による塩化ビニルや可塑剤の供給不安が高まり、電材店などの在庫積み上げ意欲が上向いたことも、荷動きと販価上昇を後押しする形となった。
価格指標の銅建値の8月平均は前月比6万2200円高の235万9400円となり、5カ月連続の最高値。ところがメーカー各社の売り腰は強まっておらず、8月下旬に販価を据え置いたメーカーもあったようだ。「供給不安で市中在庫が溜まっている」(市販問屋)と言われ、猛暑によるエアコン配線需要はあったものの在庫調整は進まなかった。
出荷にブレーキがかかるとともに、副資材の品薄も緩和。メーカーも平常生産に戻り、供給不安もおおむね解消されたため、買い気は削がれた。メーカーの販価もまだら模様で、市中卸売値には90円台前半から100円近くまでバラつきがあり、安値玉が市況の重しになっている。
9月からは秋季の展示即売会シーズンが本格化し、さらに上値が重くなる見方もある。メーカー関係者は「実コストを考えると97―98円の売値は必要」と話すが、コスト未転嫁分を埋めるための値上げ材料が見当たらないのが現状で、その焦りがメーカーの売り腰軟化にも徐々に表れつつあるようだ。

屋内配線用電力ケーブルの代表品種のVVFの市中卸売値は、4月から7月にかけて83円前後から95円前後まで上昇した。銅価高に加え、中東情勢悪化による塩化ビニルや可塑剤の供給不安が高まり、電材店などの在庫積み上げ意欲が上向いたことも、荷動きと販価上昇を後押しする形となった。
価格指標の銅建値の8月平均は前月比6万2200円高の235万9400円となり、5カ月連続の最高値。ところがメーカー各社の売り腰は強まっておらず、8月下旬に販価を据え置いたメーカーもあったようだ。「供給不安で市中在庫が溜まっている」(市販問屋)と言われ、猛暑によるエアコン配線需要はあったものの在庫調整は進まなかった。
出荷にブレーキがかかるとともに、副資材の品薄も緩和。メーカーも平常生産に戻り、供給不安もおおむね解消されたため、買い気は削がれた。メーカーの販価もまだら模様で、市中卸売値には90円台前半から100円近くまでバラつきがあり、安値玉が市況の重しになっている。
9月からは秋季の展示即売会シーズンが本格化し、さらに上値が重くなる見方もある。メーカー関係者は「実コストを考えると97―98円の売値は必要」と話すが、コスト未転嫁分を埋めるための値上げ材料が見当たらないのが現状で、その焦りがメーカーの売り腰軟化にも徐々に表れつつあるようだ。
