2022年2月4日

日本製鉄、事業利益7437億円 4―12月期、統合後最高

日本製鉄は3日、2021年4―12月期の連結事業利益が7437億4900万円と前年同期の331億円の赤字から大きく改善したと発表した。12年の経営統合後の最高水準。鋼材販売価格の改善や一貫能力の絞り込みによる注文構成の高度化の進展で限界利益単価が上向き、海外事業も高収益を得た。連結事業利益の通期予想は8000億円で前回予想から変更なし。自動車の減産や中国鉄鋼市場の減速の影響が続くが構造改革と販価是正をさらに進め、来期以降も高い収益を維持する考えだ。













本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more