2025年4月30日

AREHD 米貴金属需要取り込み 関税対策で扱い増

AREホールディングスは、トランプ米大統領による関税政策の見通しが2025年3月期連結決算の北米精錬事業の増益に働いた。米国が輸入する貴金属が課税されるとの臆測が高まり、今年1―3月に英国から米国へ、駆け込みで金などの貴金属がなだれ込んだ。これにより米国での倉庫保管の売り上げが増加。さらに英米間の価格差が拡大し、裁定取引(アービトラージ)の売り上げも急増した。担当者は「(関税関連で)営業利益で10億円超の増益効果があった」と説明する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more