直嶋経産相、海洋資源管理を強化

　直嶋正行経産相は、わが国の排他的経済水域（ＥＥＺ）内に賦存する石油・天然ガス、メタンハイドレード、海底熱水鉱床など海洋資源開発を取り締まる鉱業法について、「（他国による採掘権取得に備え）日本の資源管理を強化する観点から早急に改正作業に取り掛かる」との方針を表明した。

　25日の参議院経済産業委員会で石油天然ガス・金属鉱物資源機構（ＪＯＧＭＥＣ）法の改正案が審議され、同相は加納時男議員（自民）の「ＥＥＺ内での資源開発で外国船が侵入してきた際の規制措置の有無」に関する質問に答弁した。