2019年1月16日

中国鋼材市況、底打ちの様相 焦点は米中貿易戦争

 中国の鋼材市況が底打ちの様相を見せ始めた。上海の異形棒鋼は先週末にトン3790元(約6万1000円、増値税込)と1週間で30元、約500円高で4週ぶりに上昇。北京や武漢など多くの地域で上がり、熱延コイルも上海や天津などで反転した。冬季の環境減産や政府の景気対策期待が下支える中、「焦点は米中貿易戦争」(上海の日本高炉幹部)との見方が広がる。

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