2011年4月22日

銅電線3月出荷8・1%減 車向け急減響く

 日本電線工業会は21日、国内電線メーカー約130社の3月の銅電線出荷量が、速報値で前年同月比8・1%減の5万5300トン(銅量)になったと発表した。自動車用ワイヤハーネスを主とする、自動車部門の急減が響いた。建築物の屋内配線向けを主とする建設・電販部門は、全部門中唯一の前年同月比プラス見込み。光製品の2月出荷実績は輸出が増え、9カ月ぶりの前年同月比プラス、8カ月ぶりの300万キロメートルコア台(光ファイバー長)となった。