2015年6月5日

中国産マグネシウム、ジリ安続く

中国産マグネシウムは、4月からの減産効果があったものの、依然として生産過剰な状況にある。中国マグネ協会の統計によれば、4月の生産は前年同月比17・9%減の5万9700トンだった。ただ、3月からは4・9%減にとどまっており、当初予想されていた20%以上の減少幅を下回った。

減産効果が限定的だったため、マグネ相場のじり安基調は変わっていない。現地5月29日時点の中国産マグネ日本向け輸出価格は、3週間前より横ばいからトン60ドル安い2190―2220ドル。2007年以来の安値水準にとどまっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more